ドメイン期限更新をし忘れドメインが無効に!まぁ落ち着け金だけの問題だ。
ドメインの更新を忘れて自分が管理していたドメインが廃止扱いになってしまった時、
気づくのが早ければ猶予期間に当たり、その廃止ドメインを復旧することができます。
ここでは実際、自分が復旧した手順と実際に感じたことをご紹介します。
概要
ドメイン期限更新をし忘れドメインが無効に!まぁ落ち着け金だけの問題だ。
ドメインの更新は毎年のことではありますが数が多くなってくると、
今回のように見逃すこともついやってしまったりするものです。
今回は7年目の更新でつい、本当につい更新を忘れてしまいました。
本当にやりたくないミスだなと改めて思いました。
普通やらないって?私もそんな凡ミスするかよ・・・と思ってました。
さて、まず今回廃止になったドメインのサイトは、
私が最初ブログというものを始めた時の第一号のサイトで、
別にドメイン名も分かりやすい訳でもないし、まぁごった煮の雑なサイトです。
それでも愛着はあったり、そこそこ収益は生んでくれていたりで、
捨てるわけにはいかないサイトなわけです。
ドメイン失効に気づいたのはJetPackアラート
最初にドメインの失効に気づいたのは、
JetPackプラグインが提供している「ダウンタイムのモニター」の機能で、
送られてくるサイトダウンのメールでした。
2018年4月1日 (日) 12:23 AMに確認しましたが、あなたのサイト http://algorhythnn.jp/blg を読み込めませんでした。
普段から、この手のメールは割と頻繁に飛んできます。
今までも、メールを受け取って実際にサイトを確認すると正しく表示できたりといったことがよくありました。
その為、普段通りあまり気にしていなかったのですが、
この日は何か直感的なものを感じたのか「まずいかも」と頭を過ります。
自分のPCでアクセスするとちゃんと表示の確認ができるのはいつもの通りで、
普段ならこれで「またJetPackの過敏な反応か・・・」で終わるのですが、
この日はなんとなく「Search Console(旧GoogleWemMastersTools)」を開き、
「Fetch as Google」を開き、サイトのインデックス要求を投げてみます。
すると、エラーで取得できません。
一時的にアクセスできません
ん?と思い、PCのDNSキャッシュクリア、Chromeのキャッシュクリアを行って、
再度アクセスしてみると、サイトが表示されなくなりました。
DNSか。
早速、お名前.comのドメイン一覧を探しますが、ドメインが一覧に在りません。
。。。。やっちまった??
お名前.comからのDMやら注意喚起やらのメールはもはや鬼。
捨てたいドメインも、
大切なドメインも、
同じ文字列でドメイン取りませんか?も、
プレミアムドメインでいい文字列ありますよ?も、
とにかく山のようにメールが届くわけです。
いつしか、大切なメールもダイレクトメールのごとく目がスルーするようになっていきました。
そして、今回の更新漏れ。
過去メールを確認すると、3/31廃止の注意喚起メールが届いています。
ですので、4/1には予定通り廃止されたと言う訳です。
廃止処理が4/1の何時何分に実行されたかは定かではありませんが、
少なくともJetPackは、0:22にはそれに気づいていたわけです。さすが。。。
ドメイン廃止には復旧猶予期間があります
ドメインの復旧可能な猶予期間はそれぞれ決められています。
お名前.comの場合、以下で確認することができます。
今回は、jpドメインですので、その部分を確認します。
ドメインの種類
更新猶予期間
汎用JP / 都道府県型JP なし(登録期限月最終日22時まで更新可能) (抜粋引用)【ドメイン】ドメインの登録期限が切れてしまいました。復旧はできるのでしょうか?|お名前.comヘルプセンター
あ゛?なし!? nashi?
一瞬、目を疑います。
(が、大丈夫です。=結果論)
汎用JP(.jp)ドメインでも猶予期間はある
更新猶予期間には「登録期限月最終日の22時」と書かれています。
自分のドメインの「登録期限月」って何?をまず確認します。
ここは、Whoisで実際にチェックしてみます。
おそらくはWhoisで表示された「有効期限」を指しているのだろうと推測できます。
有効期限は「2018/4/30」と表示されています。
なんかいけそうな気がする~(なんて楽観的な気分ではない)
実際に廃止ドメインの復旧
で、実際には、正規の復元手順を行う事で、ドメインの復旧ができました。
ただし、更新費用-2,840円(.jp)に対して、
復旧費用プライスレスじゃなくて・・・4,400円。鬼や。
そもそも、お名前.comのウザったすぎるWeb画面の更新メッセージと、
毎日のように連投されてくるDMは、
本当に大切な情報をノイズで隠してしまっていると常々感じます。
「ここまで対策しているんだから忘れないよね?」と言いたいのでしょうけど、
個人的には、更新する必要がないと判断したドメインをチェックで選択して、
一覧に表示せず、更新手続き不要とマークできたら、こういうノイズも減るはずなのですが、
お名前.comとしては更新されないと困るわけで、
そんな便利な機能は実装したくないのも分かります。
これがユーザー的には、殴りたいほどにウザい訳です。
まぁ、誘われたミスであれ、ミスはミス。
自分のミスに金で解決できるならそれはそれですが、
これだといくらドメイン最大手であっても、徐々に徐々に客は離れていくよね。。。
私も今後数年かけて、XSERVERのドメインxdomainに移管しようと思っています。
XSERVERのカスタマーの電話応対とか、サーバー安定性とか、
やっぱりちゃんとしてるし、すごくスマートだと思うんですよね、実際。
だったらドメインもお願いしちゃおうかなと思ってしまいます。
廃止ドメイン復旧ですべて解決ですが、血迷うなよ(オレ)
ドメインが廃止しちゃった!どうしよ!と、オロオロした自分。
最初に、廃止になったんだから「再取得」と安易に思いつきます。
が、表示されたのは「バックオーダー」のステータス。
ドメインが空いたらすぐに取得できるようオーダーができますよというアレです。
(取るやつもいないだろうが)誰かに取られたら大変だと、
今できる事をと、バックオーダー申請をそのまましちゃうとか、
一体、どれだけ焦ってるんだかww
※尚、バックオーダーはドメイン取得成功後に請求。
「廃止」=「即開放」ではなくて、
このように「猶予期間」が一定期間設けられているわけですから、
すぐに再取得することもできない訳です。
もちろん自分で再取得をすぐにすることもできません。
できるのは、直前の所有者にのみ認められた「復旧」手続きです。
実際は右往左往、オロオロしたこの2日。
いや、ここまでくるのに、サラッと書いていますが、
4/1の0時過ぎに、ドメイン失効に気づき、ちょいちょい調べて、
「今はバックオーダーで様子見るしかないか」とそのまま「他に手はないか?」と思いつつ、寝て。
次の4/2には最悪これは当分ドメインが返ってこないぞと、
新しいドメインのサイトにコンテンツをマルっと移し、新サイトを準備して、
ついでに常時SSL対応をかけるところまでやって、
「Search Console」で「アドレス変更」の手続きができればとせめてもの願いをかけてみたり。
しかし「アドレス変更」の手続きでは旧ドメインから301転送が設定されていないと、
次のステップに進めないようになっているんですね。。。
というわけで、新サイトを立ち上げただけでは、
インデックス上は単なるミラーサイトが立ち上がっただけで、どうにもならない。
canonicalで正規化することもできない。
と、途方に暮れていて出逢ったのが、この記事。
ドメインが失効してしまった/(^o^)\ | Internet | ウェビンブログ
『「落ち着け阿呆」の嵐』は自分にも届きましたよ。
金払えば復旧できるんじゃないの?と。
ん?復旧??
ここにたどり着くまでに半日ほどサイト移転作業をしたり、
SSL化作業をしたり、そしてバックオーダーしていたりww
今まで、ドメインを廃止してそのまま捨てたことは何度もある。
でも、いるドメインを失効したことはなかった。
ドメイン失効がどんなに面倒か、そして自分の冷静さを削ぐのか。
身に染みてわかった一件でした。
頼むから、お名前.com。
要らないドメインを一覧から消す機能付けてくれよ。ほんとに。
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