WebMatrixによるExpressWebへのWordPress公開
WebMatrix (ウェブマトリックス)をインストールして、
ローカル環境のWordPress環境の準備ができたら、
サーバーへWordPressをアップロードして公開します。
ExpressWebレンタルサーバーへ公開する手順をご紹介します。
WebMatrixによるExpressWebサーバへのWordPress公開
サーバーにWordPressサイトを公開するに当たっては、
既にWebMatrixでローカル環境にWordPressが構築済みである必要があります。
ローカル環境にWordPressをインストールする手順は以下でご紹介しています。
ExpressWebレンタルサーバーへ公開を行うには、
ExpressWebサーバーの試用登録(または本契約)を済ませている必要があります。
ExpressWebサーバーの試用登録手順については以下でご紹介しています。
ExpressWebレンタルサーバーの試用登録を済ませたら、
Web配置アカウントを有効化します。
Web配置アカウントを有効化したら接続用のプロファイルをダウンロードしておきます。
公開(デプロイ)の実行
アカウントの準備ができたら、WebMatrix (ウェブマトリックス)からサイトの公開を行います。
デプロイ前は初期状態ページが表示されています。
WebMatrixのメニューから[発行]をクリックします。
リモートサイトの追加画面が表示されます。
[発行プロファイルのインポート]をクリックします。
下部の[設定の入力]をクリックすると直接入力も可能です。
設定の入力では空の入力画面が表示されます。
[発行プロファイルのインポート]をクリックしたらダウンロード済みのプロファイルを選択します。
すぐにプロファイルから設定情報が読み込まれ画面に表示されます。
下部のデータベース接続文字列のフィールドは、個別に設定する必要があります。
データベースの作成と設定方法は以下でご紹介しています。
2014/10/02追記
Web配置のプロファイルをそのままインポートした場合に、
サーバー名が正しく接続できないことが分かりました。
その為、別途「リモート管理プロファイル」を設定して接続するか、
リモート管理プロファイルに書かれたサーバー名を利用する必要がありました。
この場合、接続するアカウントを、
「リモート管理アカウント」と「Web配置アカウント」のどちらを使うかという点が疑問ですが、
アカウント自体はどちらを指定しても接続が行えます。
ただ、「Web配置アカウント」のプロファイルでは、
サーバー名が正しく認識されませんでした。
接続の検証をクリックして「正常に接続しました」と確認ができたら、
[保存]をクリックして接続を行います。
すぐに発行するローカル環境の互換性チェックが行われます。
[続行]をクリックして互換性チェックを開始します。
ここでパスワードの入力を求められた場合は、
設定した 「リモート管理アカウント」または「Web配置アカウント」で指定した、
パスワードを入力し[続行]をクリックします。
互換性チェックが行われチェック結果に問題がなければ[続行]をクリックします。
すぐにアップロードすべきファイルのチェックが行われます。
チェックが完了するとファイルの一覧が表示され、
データベースの上書きメッセージが表示されます。
発行するとリモートデータベースが上書きされます
[続行]をクリックすると発行(アップロード・デプロイ)が開始されます。
発行中はWebMatrixの下部にメッセージが表示されます。
発行が完了したら、ドメインでアクセスすると、
アップロードしたWordPressが表示されます。
同様にダッシュボードの表示も確認できます。
さいごに
このようにWebMatrixとExpressWebサーバーを利用すると、
ローカル環境で構築したWordPressをそのままサーバー上に対して、
アップロード(発行)して、公開することができるようになります。
これは、ローカル上でサイトのデザインなどを変更した際に、
WEBMATRIX は米国 Microsoft Corporation の国際登録商標です。
国際登録番号:1040847
公開日:
最終更新日:2014/10/05