(Socket)UNIXソケットでMySQLデータベースへ接続(Workbench5.2)
MySQLWorkbench(5.2)を利用してMySQLサーバーへ接続する際に、
一般的に利用されることが多い「UNIXソケット」による、
接続設定を行う手順をご紹介します。
MySQLWorkbench5.2では以下のような画面で操作し接続設定を行います。
概要
(Socket)UNIXソケットでMySQLデータベースへ接続(Workbench5.2)
※接続手順の最後に今回ご紹介した際に利用している環境の情報を記載しています。
今回接続に利用しているMySQLサーバーは、
以下でインストールしたMySQLサーバーを利用します。
パッケージインストールしたMySQLでは「システム環境設定」-「MySQL」から、
MySQLサーバーの起動・停止を操作できます。
以下の通り、稼働している状態で進めます。
MySQLWorkbench5.2のインストール手順は以下になります。
データベース接続設定
MySQLWorkbench5.2を開くと以下のような画面になります。
左側カラム「New Connection」からデータベースへの接続設定の追加を行います。
新規接続設定の追加画面が表示されます。
接続設定に「任意の名前」を付け、後から分かりやすいよう設定します。
次に「Connection Method」で接続方法を選択しますが、
UNIXソケットによって接続する場合は「Local Socket/Pipe」を選択します。
MySQLサーバーをインストールしたままの初期状態のデフォルト設定の場合、
以下の設定で接続が行えます。
※必要に応じてご自身の環境に合せて入力します。
- Local Socket/Pipe:/tmp/mysql.sock
- Username:root
入力が完了したら「Test Connection」を押下して接続を確認します。
ソケット接続では接続設定が云々と言うより、
ソケットパス(ソケット接続文字列)をどう設定していいのか分からないと言う点が、
分かりにくいところではないでしょうか。
ご自分の環境のMySQLサーバーに接続するためのソケットパスを調べる方法は、
以下でご紹介しています。
接続結果のダイアログが表示され正しく接続が行えたかが表示されます。
接続OK(上)、接続NG(下)
設定に問題がなければ「OK」をクリックして設定を保存します。
作成された接続設定が画面に表示されます。
接続設定は以上で終了です。
データベース接続
作成された接続設定をダブルクリックすると、
データベースへの接続が行われます。
MySQLWorkbench5.2ではサーバーインスタンスの設定とデータベースの参照が別なため、
以下のように、データベースの参照(SQLクエリ発行等)の画面が開きます。
※MySQLWorkbench6.2ではサーバーインスタンス設定とデータベース参照が統合されています。
接続設定の削除
作成した接続設定は削除することができます。
一覧から削除したい設定を右クリックして、
「Delete Connection…」をクリックして削除します。
接続先MySQLサーバーの環境
接続先に指定しているMySQLサーバーは、
socket指定「/tmp/mysql.sock」とだけ設定を行っているサーバーを利用しています。
※これは初期設定されていた値から変更は行っていません。
また、TCP/IPのネットワーク設定はSocket接続では関係ありませんが、
ネットワーク設定は以下のように設定されています。
単一IPアドレス(192.168.0.10)を、
ネットワークデバイス(LANポート・穴)に割り当てています。
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