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ユーザーアクセス権の追加(Workbench6.2)

MySQLをサーバーにインストールして、
「mysql_secure_installation」の実行を行ったら、
実際にMySQLにログインして操作するユーザーアカウントの追加を行います。
ここではMySQL Workbench6.2を利用してユーザーの追加を行う手順をご紹介します。

 

ユーザーアクセス権の追加(Workbench6.2)

通常MySQLのユーザー追加や実行権限の追加と言えば、
ターミナル操作によって行う事が一般的です。

ですが、ここではMySQL Workbenchを利用して追加する例をご紹介します。
GUIからの追加が以下に楽なのかを感じて頂ければと思います。

まず、MySQLサーバーのインストールが済んでいて、
初期設定が済んでいる前提で進めます。

MySQLサーバーの起動・終了の確認まで行えたら、
作業を楽にするためにも、MySQLWorkbenchで接続可能な状態にまで環境構築しておきます。

接続確認が完了したら、セキュリティー設定の実行をしておくといいでしょう。

以下はMacPortパッケージ管理ツールを利用した場合に限定しての事ですが、
MacPortでインストールしたMySQLはデフォルトでTCP/IP接続が無効化されています。
その為、以下でご紹介の通り設定を変更することでTCP/IPによる接続が行えます。

MySQL Workbench(6.2)を起動して、
MYSQLサーバーが稼働している状態であることを確認しておきます。

Workbenchの6系でサーバーインスタンスの状態確認や、
ユーザー権限の追加などが統合されていますので、
表示されている接続設定をクリックして表示、ログインを行います。

mysql_privileges_st11

Workbenchと接続選択・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

セキュリティー設定を実行し、rootパスワードの設定を行っている場合、
ログイン時にはパスワード入力を求められます。

mysql_privileges_st12

rootアカウントパスワード入力・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

ログインしてサイドメニューから「Users and Privileges」を選択します。

mysql_privileges_st13

Users and Privilegesの選択・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

表示された画面から「Add Account」ボタンを押して、
新しいユーザーの入力画面を開きます。

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Add Accountからアカウント作成・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

新規アカウントの追加画面が開きます。
ここにユーザーアカウントの情報を入力します。

mysql_privileges_st15

新規アカウントの入力・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

ユーザー名はここでは「mysql」としていますが、
推測しにくい名前である方がいい事は言うまでもありません。

接続元ホストでは「192.168.0.%」と指定していますが、
これは「192.168.0.0~192.168.1.255」を示すワイルドカードの指定になっています。

厳密には「192.168.0.0」と「192.168.1.255」を除く、
「192.168.0.1~192.168.1.254」の範囲でホストに割り当てが可能です。

この範囲のIPアドレスが設定されているホストから、
「mysql」ユーザーでアクセスが可能であることを示しています。

後は、ログイン時に入力するパスワードを入力します。

入力が済んだら「Apply」をクリックしてユーザーの作成を確定します。

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ユーザー名、接続元ホスト、パスワード入力・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

サイドメニューにユーザー名が表示され、ユーザーの作成が確認できます。
この時点ではこのユーザーはログインすることはできますが、
データベースに関しての操作を行う事ができません。

次に実行権限の付与を行います。

上部タブから「Administrative Role」を選択して実行権限の付与を行います。

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作成ユーザーと実行権限確認・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

rootの代わりのような強い権限で操作をするのであれば、
「DBA」にチェックを付与するとすべてにチェックが付与されます。
運用環境ではこうした強い権限は望ましくない事と思いますが、
(まして、TCP/IP接続が可能なアカウントに対して)
環境設定が終わったら、適宜アカウントの強度を下げるようにします。

選択が完了したら「Apply」をクリックして編集を確定します。

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実行権限の付与・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench6.2)

 

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設定したアカウントで接続確認

では「192.168.0.1~192.168.0.254」のIPアドレスの範囲から、
mysqlユーザーでログインができるように設定しましたので、

ここでは「192.168.0.3」のIPを持つWindows8.1上にインストールした
MySQLWorkbench5.2からアクセスして確認します。

接続設定はrootアカウントになっていましたので、変更します。

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別ホスト(Windows)からのアクセス確認・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench5.2)

 

接続設定を開き、ユーザー名を「mysql」に変更し接続をテストします。
「Test Connection」をクリックすると、

Connected to …と接続ができたメッセージが表示されれば問題ありません。

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接続設定の確認(Windows)・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench5.2)

 

Workbenchから接続設定をダブルクリックすると、
接続されSQL実行画面が表示されます。

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接続完了(Windows)・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench5.2)

 

サーバー側のステータスにもログインの情報が表示

サーバー側(MacOSX)のWorkbenchでも、
Windowsからログインしていることが確認できます。

表示のIPアドレスが「192.168.0.3」と表示されています。

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アクセスステータス確認・MySQLユーザーアカウント追加(Workbench5.2)

 

以上で、ユーザーの追加は完了です。


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