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php実行ファイルからphp.ini(デフォルト)へのフルパスを調べる(MacPort)

MacPortからインストールしたコンポーネント(ここではPHP)の、
実行ファイルパスを調べたら、次にその実行ファイルから、
初期設定の情報を調べることができます。
デフォルトで読み込まれる「php.ini」のファイルパスなどを調べて、
PHPを実際に利用していく為の環境調査を行います。

本記事では以下の手順によって、
MacPortでインストールしたPHPの実行ファイルパスが既に分かっていることとします。

/opt/local/bin/php53

 

php実行ファイルからphp.ini(デフォルト)へのフルパスを調べる

PHP実行ファイルの場所が分かったら、
その実行ファイルから様々な情報を確認することができます。

その一つに「php.ini」のデフォルトパスの設定があります。

php.ini自体はphpファイルをApacheなどから実行した際に、
公開ディレクトリのルート(最上位)やそのphpファイルのあるディレクトリに配置すると、
そのphp.ini設定を有効にすることができますが、

そうした設定の大本になる「php.ini」設定のファイルパスを調べます。

上記の方法で求めた「php.ini」のデフォルトパスは以下のような設定でした。

osx-php-setting_st30

MacPort利用のphp実行ファイルini情報・phpデフォルト設定

 

上記の実行結果は以下のようになっています。

 

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WebでPHPをAapcheモジュール利用の場合はこのphp.iniは参照されない

仰々しくphp実行ファイルからphp.iniのデフォルトパスを調べてみたものの、
実際にはこのパスが利用されるのは、

ターミナルからphpをCLI実行した時だけなのです。

Apacheのモジュールとして実行した場合のデフォルトパスは、
モジュールがコンパイル時(php実行ファイルではなく)に、
設定されたデフォルトパスを調べる必要があります。

 


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