php(sAPI)からphp.ini(デフォルト)へのフルパスを調べる(MacPort)
MacPortからインストールしたコンポーネント(ここではPHP)を、
Apacheモジュールとしてロードした場合も、
通常通り「phpinfo()」にてモジュールの初期設定の情報を調べることができます。
デフォルトで読み込まれる「php.ini」のファイルパスなどを調べて、
PHPを実際に利用していく為の環境調査を行います。
php(sAPI)からphp.ini(デフォルト)へのフルパスを調べる(MacPort)
MacPortにてインストールした、
PHPのApacheモジュール(ここでは:mod_php53.so)が、
デフォルトでどこの「php.ini」を読み込む設定になっているのかを確認します。
MacPortのApacheを起動し、ドキュメントルートに配置したindex.phpに記載した、
「phpinfo()」の情報を確認することで、知る事ができます。
以下の「Configure Command」に表示されている部分に、
モジュールのコンパイル時に利用されたオプションが表示されます。
また下部の「Configuretion File(php.ini)Path」には、
「Configure Command」の--with-config-file-path=〇〇
で
指定されたパスが表示されています。
これがApacheモジュールとしてPHPを動作させた際に、
「最も最後に読み込まれ」適用される「php.ini」の設定ファイルパスになります。
上記の値を以下に転記しておきます。
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Configure Command './configure' '--prefix=/opt/local' '--mandir=/opt/local/share/man' '--infodir=/opt/local/share/info' '--program-suffix=53' '--includedir=/opt/local/include/php53' '--libdir=/opt/local/lib/php53' '--with-config-file-path=/opt/local/etc/php53' '--with-config-file-scan-dir=/opt/local/var/db/php53' '--disable-all' '--enable-bcmath' '--enable-ctype' '--enable-dom' '--enable-filter' '--enable-hash' '--enable-json' '--enable-libxml' '--enable-pdo' '--enable-session' '--enable-simplexml' '--enable-tokenizer' '--enable-xml' '--enable-xmlreader' '--enable-xmlwriter' '--with-bz2=/opt/local' '--with-mhash=/opt/local' '--with-pcre-regex=/opt/local' '--with-libxml-dir=/opt/local' '--with-zlib=/opt/local' '--without-pear' '--disable-cgi' '--disable-cli' '--enable-fileinfo' '--enable-phar' '--disable-fpm' '--with-apxs2=/opt/local/apache2/bin/apxs' Server API Apache 2.0 Handler |
このようにして、
普段はあまり気にする事のないこのphpinfo()で表示される上部の値は、
モジュールがデフォルトでどのような構成でコンパイルされたのか?
その情報を知る事ができる貴重な情報です。
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