php実行ファイルのパスを調べる(MacOSXバンドルPHP)
PHPが複数インストールされている環境などの場合、
PHP実行ファイルが複数存在し、またphp.iniも複数存在し、
結果的にはどのPHP実行ファイルが利用されているのかが、
分からなくなるような場合もあるかもしれません。
ここではインストールしたPHP実行ファイルを探す手順をご紹介します。
概要
php実行ファイルのパスを調べる
インストールされているPHPの実行ファイルのパスを知るには、
「とりあえず検索する」というのが現実的な方法です。
MacPortなどでインストールしたPHPであれば、
MacPort側でインストールしたコンポーネントの情報から知る事もできます。
そうではなく、MacOSXに事前インストールされていたり、
MAMPなどで大量に導入されたバージョン違いのPHPなどがある場合では、
それぞれの環境を調べることも面倒な作業です。
ここでは既にインストールされているPHPの実行ファイルパスを
調べるという点でご紹介します。
Finderから検索する
phpの実行ファイル名はそのまま「php」になっています。
Finderを開き検索窓に「php」と入力します。
すぐにプルダウンが表示されますので「ファイル名が”php”を含む」を選択します。
検索されますが、実行ファイル以外のファイルが多く表示され(○○.phpも含まれる)
探し出すのが面倒です。
またシステム内にあるファイルは表示されていません。
そこで、右上から「+」をクリックして条件を追加します。
新規の条件が表示されます。
システムファイルを検索し表示する
条件を変更します。
「種類」をクリックしてプルダウンから「システムファイル」を選択します。
次に「任意」をクリックして「を含む」に変更します。
※これでシステムファイルを対象として検索が行えます。
実行ファイルに限定して絞り込む
次に、実行ファイルだけを表示するように絞り込みます。
再び「+」をクリックして条件を追加します。
新しく条件が追加されたら「種類」はそのままにして、
「任意」をクリックしてプルダウンから「その他」を選択します。
表示されたフィールドに「実行」と入力します。
これでファイル名に「php」を含む、
「実行ファイルのみ」に限定した検索結果が得られます。
(注意)
MacPortなどのパッケージ管理ツールなどからインストールされたPHPは、
実行ファイル名が「php」ではない場合もあります。
以下では、後ろにバージョンが付加されています。
こうした見落としがないように、スクロールはして確認する必要はあります。
表示されたphpの実行ファイルからパスを確認
phpなどはバージョン違いによって、多くがインストールされがちです。
MAMPなどをインストールすると、
使わないバージョンまでが一緒にインストールされます。
以下が、各php(8個)の配置ディレクトリを表示した例です。
MAMPばかりです・・・。
その中から今回は、
MacOSXに標準でバンドルされているPHPの実行ファイルパスを取得します。
検索結果から該当のphp実行ファイルを選択し右クリックで、
「内包しているフォルダを開く」を選択します。
標準でインストールされているphpの実行ファイルが特定できました。
後は「情報を見る」などからファイルパスをコピーしたりすることができます。
実行ファイルからデフォルト設定情報を確認
実行ファイルパスが判明したら、
その実行ファイルからデフォルトの設定情報を確認してみるといいでしょう。
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