Xcode command line tools手動インストール(MacOSX10.7 Lion)
Xcode command line toolsはMacPortのインストールには、
必須要件となっているコンポーネントです。
最新OSなどでは迷う事もありませんが旧OSではこうしたインストールも一苦労です。
ここでは旧バージョンのXcode command line toolsダウンロードと
インストールについてご紹介します。
概要
Xcode command line toolsの通常インストール
Xcode command line toolsは通常は、
Xcodeからコンポーネントの追加という形でインストールが行えます。
「Xcode」-「Preferences…」を選択します。
上部タブの「Downloads」を選択し「Components」からインストールします。
表示されている「Xcode command line tools」行の、
「install」をクリックするとダウンロードが始まりインストールされます。
インストールには管理者認証が必要です。
ですが、MacOSX Lion(10.7.5)では、
以下のエラーが表示されインストールできません。
The package “BluetoothSDK.pkg” is untrusted.
古いOSだと何か一つやるにしても一筋縄ではいきません。。。
仕事じゃなきゃ諦めているところですが、インストールを継続します。
Xcodeには頼りません。
なお、旧バージョンのXcodeインストールは既に済んでいるものとします。
Xcode command line tools手動インストール(MacOSX10.7 Lion)
Xcode command line toolsの過去のバージョン(for Xcode 4.6.3)を、
AppleDeveloperサイトで探します。
インストーラのダウンロードは以下ページから行います。
以下リンクは「AppleDeveloperアカウント」で要ログインになります。
https://developer.apple.com/download/more/
なお、Safariでは私は上記ページが開けませんでしたのでFirefoxを利用しています。
Command Line Tools(OS X Lion) for Xcode ダウンロード
ページ内で検索フィールドに「xcode」を入力し検索します。
「Command Line Tools(OS X Lion) for Xcode」を探し、
dmgのリンクをクリックします。
※なお、OS対応バージョンは「OS X 10.7.4 or later」になっています。
保存します。
dmgをマウントするとパッケージインストーラが入手できます。
Command Line Tools(OS X Lion) for Xcode インストール
インストールはインストーラの指示に従うだけです。
最初に証明書のエラーが表示されます。
このエラーがXcodeコンポーネント追加が行えなかった原因かもしれません。
Command Line Tools(Lion).mpkgは、期限切れの証明書で署名されました。このパッケージを入手したのが最近である場合、パッケージが正規のものではない可能性があります。このままインストールを続けますか?
改ざんされる可能性もない訳ではないと思いますが、
そもそも、古すぎて期限切れという事なのでしょう。
構わず続けます。
はじめに
使用許諾契約
許諾契約同意
インストールの種類
インストール先の選択
インストール
管理者認証
プログレス表示
インストール完了
Xcodeコンポーネントでインストール状態の確認
インストールが完了したら、Xcodeのコンポーネント状態を確認します。
以下のように「installed」と表示されていれば正常にインストールされています。
これで晴れてXcodeインストールと、
コマンドラインツールのインストールが完了しました。
なにせ、これ。
MacPortをインストールするための必須要件になっています。
何とか切り抜けることができました。
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公開日:
最終更新日:2017/02/06