Macで単一IP・複数IPのネットワーク環境を切り替えて使う
MacOSXで複数のIPアドレスを使える環境を構築することができます。
しかし、時にはデフォルトである単一IP環境を利用したい場合もあります。
テストなどの無用な要因を排除したり、
システムへの無駄な負荷を減らしたりその目的は人それぞれでしょう。
MacOSXではネットワーク環境を簡単に切り替えて利用することが出来ます。
Macで単一IP・複数IPのネットワーク環境を切り替えて使う
さて、Macで単一IP・複数IPのネットワーク環境を切り替えて使うと言っても、
イメージが沸かないかもしれません。
私が今構築しているホームサーバーは、
以下のように複数のIPアドレスを1つのLANポート(穴)に割り当てています。
こうした割り当ての方法は以下でご紹介しています。
一度こうした環境を構成すると、そのまま使い続けてもいいのですが、
IPが多く必要がない場合がほとんどです。
普通の1IP構成で使う方が無駄な負荷もなくなり、
より綺麗な環境でMacを使うことができます。
初期の状態と言えば、こういう画面かと思います。
上部のネットワーク環境:「自動」の部分を変更したことがありますか?
ここは必要に応じて、ネットワーク構成を
保存し、選択ができるようになっています。
※「単一IP環境」「複数IP環境」は私が作成したものです。
編集は「ネットワーク環境を編集...」で行えます。
ポップアップが開きます。
ここから「+」で追加、「-」で削除ができます。
「+」をクリックすると新しくネットワーク環境が空で作成できます。
空で作ると面倒なので歯車アイコンから、
「ネットワーク環境を複製」を選択すると選択した構成をコピーできます。
「○○のコピー」という名称でネットワーク構成が作成されます。
作成したネットワーク構成はプルダウンから選択して利用できます。
右下の「適用」をクリックするまでは、切り替わりません。
またネットワーク構成の中にサービス名(IP設定)が多くなって、
並び順を変更したい場合には、
こちらも歯車アイコンから「サービスの順序を設定...」を選択します。
ポップアップ画面内でマウスでドラッグして並び替えができます。
このようにして、現在のネットワーク構成でうまく通信できないなどの問題があって、
元に戻せるように現在の設定を保存しておき、設定を変えてみて試す。
そんな設定変更を気軽にできるようになるこの仕組みは便利です。
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