MacOSX上で起動中のプロセス確認をする
MacOSX上で起動しているプロセスは、
プロセスモニタ(アクティビティーモニタ)で確認できます。
ただアクティビティーモニタで確認ができる情報は少なく、
そのプロセスがどこの実体(実行ファイル)が動作しているのかを見るには、
少し不便です(「サンプル」を取得してみることで確認できます)
そんな時にはターミナルコマンドで確認するといいでしょう。
MacOSX上で起動中のプロセス確認をする
ここではMySQLサーバーの実行ファイル「mysqld」の
プロセスの稼働状況を確認してみます。
普通にプロセスモニタを起動し「mysql」でフィルタしています。
以下の通り「mysqld」が稼働していますが、実行ファイルパスは表示されていません。
※「プロセスのサンプルを取る」を実行すると見れます。
ではターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
以下の通り、実行プロセスの一覧から「mysqld」を、
フィルタしたものが表示されます。
ps -alxw | grep mysqld
ちなみにオプション指定している「-alxw」について、
それぞれを付与しなかった場合の結果は以下のようになります。
今回、プロセスの確認と実行パスの確認だけが目的なら、
以下のように「-ax」指定のみでも事足ります。
ps -ax | grep mysqld
行最初の数字(上記では30930)はプロセスIDが表示されています。
そこから、このアプリケーションがLISTENしているポートなどを確認することができます。
それぞれのオプションの意味については以下に抜粋しています。
その他、必要な情報を表示するような場合には、
以下抜粋の下部に記載のリンク先で確認ができます。
参考
-a : Display information about other users’ processes as well as your own. This will skip any pro-cesses processes cesses which do not have a controlling terminal, unless the -x option is also specified.
(G翻訳)自分のプロセスだけでなく、他のユーザーのプロセスに関する情報も表示します。 これは、-xオプションも指定されていない限り、制御端末を持たないプロセスプロセスのプロセスをスキップします。
-l : Display information associated with the following keywords: uid, pid, ppid, flags, cpu, pri, nice, vsz=SZ, rss, wchan, state=S, paddr=ADDR, tty, time, and command=CMD.
(意訳)uid、pid、ppid、flags、cpu、pri、nice、vsz = SZ、rss、wchan、state = S、paddr = ADDR、tty、time、およびcommand = CMDの情報を表示します。
-x : When displaying processes matched by other options, include processes which do not have a controlling controlling trolling terminal. This is the opposite of the -X option. If both -X and -x are specified in the same command, then ps will use the one which was specified last.
(意訳)他のオプションと一致するプロセスを表示する場合は、制御する制御トローリング端末を持たないプロセスを含めます。 これは-Xオプションの反対です。 同じコマンドで-Xと-xの両方が指定されている場合、psは最後に指定されたものを使用します。
-X : When displaying processes matched by other options, skip any processes which do not have a con-trolling controlling trolling terminal.
(意訳)他のオプションと一致するプロセスを表示する場合は、制御トローリング制御を持たないプロセスはスキップしてください。
-w : Use 132 columns to display information, instead of the default which is your window size. If the -w option is specified more than once, ps will use as many columns as necessary without regard for your window size. When output is not to a terminal, an unlimited number of columns are always used.
(意訳)132列を使用して、ウィンドウサイズであるデフォルトの代わりに情報を表示します。 -wオプションを複数回指定すると、psはウィンドウサイズに関係なく、必要な数の列を使用します。 出力が端末に出力されない場合、常に無制限の数の列が使用されます。
(引用)ps(1) Mac OS X Manual Page ※意訳はGoogle翻訳による
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