Macで隠しファイル・フォルダを表示する
MacOSに初めて触れた人にとっては、
デスクトップからFinderを開き見えるファイルなどはとても整理され綺麗に見えると思います。
しかし、検索して出てくるターミナル操作では、
全く見えていないフォルダ(ディレクトリ)に対する操作を要求されます。
ここでは隠れているファイルを表示する設定についてご紹介します。
追記
設定変更などを一切することなく不可視ファイルは表示できます。
たぶん、これで十分だと思います。
概要
MacOSXで隠しフォルダを表示する|MacOSX(10.7:Lion)
MacOSには見えていないのに存在するフォルダやファイルが非常に多くあります。
確かにそれでは安全かもしれないけど、色々と不便なこともあります。
ファイルがあるかどうか、探し回ったり・・・マウスでポチポチが出来ません。
ターミナルを使って検索して・・・慣れていればそれでも十分です。
ですが、普段使うにはちょっとしんどい。
だったらいつも見えるようにしてしまえば楽になれます。
Windowsにもある隠しファイルの表示と同じようなものです。
残念ですが、裏技なのでターミナルの操作が必要になります。
※1回やればもう触る事もないでしょうから簡単です。
ただ、実際はここまでの設定をする必要もなく、
Finderから不可視ファイルには実は自由にアクセスする事ができます。
標準のフォルダ表示は以下のように見えます。
ターミナルの起動
Finder(デスクトップをクリックして表示されるメニュー)から操作をします。
「移動」-「ユーティリティー」を選択します。
ターミナルをダブルクリックし「ターミナル」を起動します。
ターミナルが起動したらこの画面内にコマンドを入力します。
隠しフォルダ・ファイルを表示するコマンドの入力
ターミナルの「$」横にカーソルを入れ、以下のコードを貼り付けます。
貼り付けたらEnterを押します。
1 |
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true |
次にFinderを終了します(自動で再起動します)
1 |
killall Finder |
これでFinderに隠しファイルが表示された状態になります。
便利になった反面、
必要なファイルなどを誤って編集したり、削除したりする可能性が高くなります。
すべて自己責任で利用されることをお勧めします。
隠しフォルダ・ファイルを非表示にする
隠しファイルの表示を止める場合には、
以下の参考サイトには、コマンドで設定した値を削除すると書かれていました。
1 |
defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles |
上記が正しい方法だとは思いますが、
ターミナルでは「↑」キーを押すとコマンドの履歴を表示することができます。
先ほど入力したコマンドを表示し、末尾を「false」に変更し「Enter」でも無効になります。
1 |
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean false |
後は同じようにFinderの再起動をします。
1 |
killall Finder |
隠しファイルが表示されなくなりました。
どういう時に便利?
こうして誤った操作をしてしまうリスクは増えるものの、
やっぱり、あれこれフォルダの中を探し回ったり、調査する際にはとても便利です。
また、Finderで今表示している実行ファイルなどに対して、
コマンドを入力したいような場合、
環境変数パスが通っていないフォルダのこともよくあるものです。
となると、ファイルのフルパス指定でターミナルからコマンド入力します。
そのフルパス入力が結構面倒なんですよね。(補完されるものの)
参考
以下サイトを参考にしています。
Mac OS X 10.6 Snow Leopardによるものです。
Macの隠しファイルや隠しフォルダを表示する裏技 / Inforati
http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/system-hints/how-to-show-hidden-file-in-open-save-dialog-in-mac-os-easily.html
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公開日:
最終更新日:2017/02/17