CloudSQLインスタンスの固定IP取得とアクセス元IP設定
CloudSQLデータベースのインスタンスを作成して、
データベースを作成したりしているともっと簡単にアクセスしてデータベース操作がしたいものです。
そんな時にはCloudSQLに対して外部からアクセスができるようにすると便利です。
固定IPの取得と外部アクセスによるトラフィックは、
別途課金対象になるのかもしれませんので、自己責任でお願いします。
2014/09/16
IPアドレスの割り当ては条件付きの有料課金のサービスです。
IPv4 アドレスを Cloud SQL インスタンスに割り当てる
アクティブではないインスタンスに IPv4 アドレスが割り当てられていると 1 時間ごとに $0.01 が課金されます。
なおキャプチャ画面はすべて日本語表示としています。
CloudSQLインスタンスの固定IP取得とアクセス元IP設定
CloudSQLに外部からアクセスするには以下の手順で行います。
まずDevelopers Consoleにアクセスします。
アクセスしたらCloudSQLの課金情報を登録済みのプロジェクト(アプリケーション)をクリックします。
ダッシュボードが開いたらサイドメニューから[CloudSQL]をクリックします。
CloudSQLのインスタンス一覧が表示されますのでインスタンスIDをクリックします。
インスタンスの詳細が表示されたら上部タブで[アクセス制御]をクリックします。
アクセス制御画面が開きますので、ここで設定を順に行っていきます。
固定IPの取得
固定IPの取得は[IPアドレスをリクエスト]をクリックします。
すぐにIPアドレスが取得され表示されます。
このIPアドレスでこのインスタンスに対してアクセスが行えます。
承認済みネットワークの追加
次にこのインスタンスに対してアクセスを許可するネットワークを指定します。
[承認済みネットワークを追加]をクリックします。
ポップアップ画面が表示されますので、アクセス元のサーバーや自宅のIPなどを入力します。
もし自宅のIPが分からないような場合には、
What Is My IP Address? IP Address Tools and More などで確認ができます。
[追加]をクリックすると承認済みネットワークに登録したIPが表示されます。
rootパスワードの設定
このデータベースにアクセスするrootアカウントに対してのパスワードを設定します。
フィールドにパスワードを入力して[設定]をクリックします。
パスワードは[表示する]にチェックを入れるとマスクが解除されます。
[設定]をクリックするとすぐに保存されメッセージが表示されます。
これでrootユーザーによって、
このデータベースインスタンスに対してアクセスができるようになりました。
さいごに
簡単な手順で外部からCloudSQLをデータストレージとして、
外部からアクセスして利用することができるようになります。
ここでは外部からSQLクライアントを利用してアクセスをしてみますが、
当然、Webアプリケーションなどでも利用することができます。
課金が怖いところではありますが・・・。
参考
Using the MySQL Client to connect to a Google Cloud SQL instance— Google Developers
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GoogleロゴはGoogle Inc. の国際登録商標です。
国際登録番号:881006及び926052及び1086299及び1091990及び1145934
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