Finderからファイルを開き保存するとメタデータ「@」が表示されます
普通は不可視ファイルをFinderから触る事はご法度。
でも開発マシンなど利便性が高くないと面倒臭い、
そんな環境では不可視ファイルも表示して普通に設定ファイルを開きたいものです。
そんな為に「httpd.conf」へアクセス権を付与した結果、
「ls- le」にてパーミッションの表示をすると末尾に「@」表示がされていました。
なお、記事は以下を補足するものです。
Finderからファイルを開き保存するとメタデータ「@」が付与される
不可視ファイルを直接GUIから操作して作業すると気楽に作業できます。
そんなズルをした場合、ファイルに無用な情報が追記されて、
「ls- le」にてパーミッションの表示を行うと「@」が表示されることになります。
なお、以下の記事の検証中に、本検証を併せて行っています。
その為、Finderから追加のユーザーアクセス権を付与し、
「ls- le」にてパーミッションの表示を行うと「+」が表示された状態から進めます。
ls- le
エディタによる編集・保存による拡張メタの付与確認
「httpd.conf」を可視化してFinderから操作しエディタで編集すると、
ファイルに対して拡張情報が書き込まれてきます。
ファイルで保存する前の段階で拡張メタデータの存在を確認します。
xattr /private/etc/apache2/httpd.conf
以下の通り、何も表示されません。(拡張メタはない)
Finderのファイル情報ウィンドウでファイルプレビューを確認すると、
一度、保存されたことで「プレビュー」が表示されるようになります。
こうした補足情報がGUIから操作した場合、ファイルに付加されてきます。
※こうした情報が拡張メタデータです。
拡張メタデータが付加された状態で再び、パーミッション表示を確認します。
ls- le
末尾の「+」が「@」表示に変わります。
次に拡張メタデータを確認してみます。
xattr /private/etc/apache2/httpd.conf
以下の情報が表示されます。
- com.apple.FinderInfo
- com.apple.ResourceFork
- com.apple.TextEncoding
拡張メタデータの削除
付与される拡張メタデータはターミナルから操作することで削除することができます。
あくまでも拡張データですので、
削除して何か問題が出ることはほぼないと思いますが、
※プレビューなどが出来ないことはあります。
削除の手順は以下でご紹介しています。
当サイト内のコンテンツおよび画像を含むすべてにおいて、管理人アルゴリズンが著作権を保持しております。
当サイトでご紹介しております写真等につきましては著作権の放棄はしませんが、
ライセンスフリーでご利用いただいて構いません。
コンテンツを有益であると感じていただけましたら非常に光栄です。
ありがとうございます。
サイト内コンテンツを引用される際には、出典元として当サイト(個別記事)へのリンクをお願いいたします。
申し訳ございませんが、無断転載、複製をお断りさせて頂いております。
公開日: