Finderから個別に共有アクセス権を付与すると「+」が表示されます
普通は不可視ファイルをFinderから触る事はご法度。
でも開発マシンなど利便性が高くないと面倒臭い、
そんな環境では不可視ファイルも表示して普通に設定ファイルを開きたいものです。
そんな為に「httpd.conf」へアクセス権を付与した結果、
「ls- le」にてパーミッションの表示をすると末尾に「+」表示がされていました。
なお、記事は以下を補足するものです。
概要
Finderからファイルを開き個別に「共有とアクセス権」を付与すると「+」が表示される
ここでは自分に権限のないファイルにFinderから、
新しく自分のユーザー名で編集権限を付加する過程で、
パーミッションの末尾に「+」が表示される過程をご紹介します。
まず、ここでは不適切ではありますが「httpd.conf」ファイルを利用します。
なお、以下の紹介で利用しているものです。
「httpd.conf」の初期のアクセス権の状態は以下のようになっています。
ごく一般的なroot所有のファイルです。
ls- le
追加ユーザーに対するアクセス権の追加
これに対して自分をユーザー追加しますが、
以下の手順でFinderに不可視ファイルを表示して作業します。
ユーザーを追加したら、再度パーミッションの確認をしてみます。
ls- le
末尾に「+」が付加され、次の行に「0: user:….」と、
追加したユーザーのアクセス権の情報が表示されます。
ちなみに、この段階でファイルに拡張メタデータを付加することも試しています。
なお、この段階では拡張メタデータの付与はされていません。
拡張メタデータの付加と削除(別記)
拡張メタデータが付加されると表示が「@」に変わります。
拡張メタデータの削除後に、こちらの試行に戻ります。
追加ユーザーアクセス権の削除
追加したユーザーのアクセス権を削除します。
削除はFinderのファイル情報から「-」で削除します。
削除されました。
削除されると、パーミッションの末尾の表示も「(空白)」に戻ります。
ls- le
なお、ターミナルからも削除することができます。
「+/@」の表示に焦る必要はないが注意は必要かと。
このようにして「+」が付与されている場合には、
ls- le
コマンドにて付与されている追加のアクセス権(拡張ACL)を表示し、
確認することで「+」付加の理由を知る事ができます。
また、Finderから削除するだけでなく、
バッサリとアクセス権をはく奪することもできます。
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