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WordPress常時SSL化

WordPressの全体をSSL化する場合で、初期状態のWordPressに対して、
実施する必要がある最低限の作業ステップについてご紹介します。
クリーンなWordPressをSSL化すること自体は非常にシンプルで簡単です。
もしうまくSSL化できない場合には、WordPressを疑う前にプラグインや、
自らが行っているカスタマイズなどを見直してみた方がいいかもしれません。

WordPress常時SSL化

実際のところ、インストール直後のWordPressをSSL化すること自体は、
大した作業ではありません。

サーバーにSSL証明書の導入を行って、SSL接続が可能であることを確認した後、
WordPress側の設定を変更しますが、難しいことは何もなくSSL化対応が行えます。
(WordPress Ver.4.9.4-ja を使用)

実際に必要になるであろう作業ステップは以下になります。

 

現実はそれぞれの環境に依存する要素ばかり

現実には既に運用済のWebサイトを停止することなく、
常時SSL化する事になりますので、こんなにシンプルではないことは容易に想像できます。

投稿内に埋め込まれた、画像の内部パスがフルパス指定であれば変更する必要が出てきますし、
外部サービスのライブラリ読み込みが「http://~」ならば、
「https://~」や「//~」などに変更する必要があります。(httpsに対応している事は要確認)

 

しかし、この部分に関しては、記事の書き方や、カスタマイズなどによるもので、
個人個人によって状況が異なってくるという「環境」の問題になってきます。

データベース内で一気に「http://dom.com/」を「https://dom.com/」に置換した方がいい場合もあれば、
人によっては一切その必要がない記述をしている場合もあるはずです。

 

当サイトであれば、内部リンクは以下のようにバナー表示をしていますので、
都度URLを取得して表示しています。(PHPの負荷のコストはかかります)

ですので、内部URLで「http://dom.com/」から始まる絶対パスは皆無な状態ではあるのですが、
WordPressで挿入した画像のURLがすべてフルパスで「http://」なのが悩みです。

 

それぞれの環境による部分が大きいSSL化対応ですが、
ここでご紹介したWordPressのクリーンな環境でSSL化する点においては、
非常にシンプルで簡単であることはご理解いただけることと思います。

「何かうまく動かない」となった場合に、
WordPressに起因しての弊害は少ない事が考えられます。

別途導入しているプラグインや、編集したカスタマイズなど、
それぞれの要因を見直すことをお勧めします。

 


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