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Google App Engineを利用してphpinfo()を実行し表示

Google App Engine Launcherではデモアプリケーションを作成して実行してみたら、
自分でアプリケーション内にディレクトリを作成して、
phpinfo();を表示するようなページを作成してみるといいでしょう。
ここではminishellデモアプリケーションをカスタマイズしてphpinfo();を表示してみます。

 

このカスタマイズの元にしているデモアプリケーションの作成手順は、
以下でご紹介しています。

 

Google App Engineを利用してphpinfo()を実行し表示

Google App Engine Launcherから作成した、
minishellデモアプリケーションのディレクトリ内にphpinfo();表示するphpを設置します。

phpinfo.phpファイルの準備

minishellデモアプリケーションのディレクトリ内に対して、
phpinfo.phpファイルを作成します。

01_Google App Engineデモアプリにphpinfo.php追加

Google App Engineデモアプリにphpinfo.php追加

 

phpinfo.phpファイルの中身は以下のように記述しています。

 

app.yamlファイルの編集

app.yamlファイルを開き編集し、以下の2行を挿入します。

02_app.yamlの編集

app.yamlの編集

 

挿入後のapp.yamlファイルは以下のようになります。

 

アプリケーションの実行

まず、デモアプリケーションを実行します。

Google App Engine Launcherでアプリケーションを選択し[Run]をクリックします。

03_アプリケーションの実行

アプリケーションの実行

 

アプリケーションが実行状態になったら[Browse]をクリックします。

04_アプリケーションのブラウズ

アプリケーションのブラウズ

 

ブラウザが起動してアプリケーションが表示されます。
ドメインルートの表示はこれまで通り、 minishellデモアプリケーションが表示されます。

05_アプリケーションの表示(トップディレクトリ)

アプリケーションの表示(トップディレクトリ)

 

ここで、今回追加したphpinfo.phpをURLに指定します。

06_/phpinfo.phpにURL変更

/phpinfo.phpにURL変更

 

URLにアクセスするとphpinfo();の出力結果が表示されます。

07_/phpinfo.phpを指定した表示

/phpinfo.phpを指定した表示

 

ディレクトリアクセスとファイル名指定の例

またphpinfoをサブディレクトリ内で実行する場合には、
以下のような記述を追加することでディレクトリアクセスでphpinfo.phpを表示させることができます。

 

挿入後のapp.yamlファイルは以下のようになります。

 

URLに「/phpinfo/」ディレクトリを追加してアクセスすると、
指定したファイルの phpinfo.phpが実行され表示されます。

08_/phpinfo/を指定した表示

/phpinfo/を指定した表示

 

ローカルで実行の確認ができましたので、公開します。

 

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編集したアプリケーションの公開

Google App Engine Launcherでアプリケーションを選択し[Deploy]をクリックします。

09_アプリケーションのDeploy

アプリケーションのDeploy

 

Googleアカウントとパスワードを入力し、公開を実行します。

10_Google App Engineにログイン

Google App Engineにログイン

 

すぐにアップロードが開始されアプリケーションがパブリッシュされます。
アップロード中はコンソールウインドウが表示されます。

「You can close this window now.」が表示されたらアップロードは完了です。

11_Deployコンソールウィンドウ

Deployコンソールウィンドウ

 

アプリケーションの公開が完了したら、
Google App Engineのアプリケーション一覧の
ポップアップアイコンをクリックして、サイトを表示するかURLを指定してアクセスします。

URLは、[アプリケーション名].appspot.com ドメイン上で実行されます。

21_アプリケーション一覧から表示確認

アプリケーション一覧から表示確認

 

URLにアクセスするとドメインルートのアクセスではこれまで通り、
minishellデモアプリケーションが表示されます。

デモアプリケーションの実行例

http://shell-php-algo.appspot.com/

12_トップディレクトリアクセス

トップディレクトリアクセス

 

phpinfo.phpをURLに指定し、アクセスするとphpinfo();の出力結果が表示されます。

デモアプリケーションの実行例

http://shell-php-algo.appspot.com/phpinfo.php

13_/phpinfo.phpを指定した表示

/phpinfo.phpを指定した表示

 

URLに「/phpinfo/」ディレクトリを追加してアクセスすると、
指定したファイルの phpinfo.phpが実行され表示されます。

デモアプリケーションの実行例

http://shell-php-algo.appspot.com/phpinfo/

14_/phpinfo/を指定した表示

/phpinfo/を指定した表示

 

存在しないディレクトリなどの指定は、
app.yamlに指定された以下行に従って、すべてトップページの「frontpage.php」によって処理されます。

デモアプリケーションの実行例

http://shell-php-algo.appspot.com/111/

15_存在しないディレクトリを指定した場合

存在しないディレクトリを指定した場合

 

さいごに

このようにしてデモアプリケーションを元にして編集することで、
PHPアプリケーションをGoogle App Engine上で公開することができるようになります。

 


phpinfo()を公開してはダメじゃないかと思われる部分はあるかもしれませんが、
これはデモアプリケーションの一環でGoogleさんから既に以下URLにて公開されています。

phpinfo() @Google App Engine for PHP

 


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