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MacOSX 標準のApacheを利用する(MacOSX10.7 Lion)

MacOSXには最初からApacheがWebサーバーとして組み込まれています。
その為、システム環境設定から「Web共有」を有効化するだけで、
WebサーバーとしてWebサイトの公開が行えます。(お勧めはしません)
ここではMacOSXバンドルApache(以下「バンドルApache」とします)」の、
環境を調査して利用するためのコツをご紹介します。

 

MacOSX 10.7.5(Lion)標準のApacheを利用する

バンドルApacheを起動するには「システム環境設定」をまず開きます。
システム環境設定を開いたら「共有」を開きます。

osx_apache_ini_std_st01

システム環境設定-共有・OSX標準Apacheの有効化

 

共有ダイアログが開きます。
左の選択肢に「Web共有」が表示されています。

この「Web共有」の有効化が、Apacheの起動になります。

osx_apache_ini_std_st02

Web共有(無効)・OSX標準Apacheの有効化

 

「Web共有」が無効な状態では、
プロセスモニタで「httpd」でフィルタすると何も表示されません。
※起動していない。

osx_apache_ini_std_st03

プロセスモニタWeb共有(無効)・OSX標準Apacheの有効化

 

Apacheの起動

では「Web共有」を有効化します。
チェックボックスを有効化するだけで「Web共有」が有効になり、
Apacheが起動します。

「Web共有」が有効になると右側には、
「パーソナルWebサイト」「Webサイト」情報が表示されます。

それぞれ、自分の端末のみで有効なWebサイトと、
他の端末向けに公開しているWebサイトの2つが有効になります。

osx_apache_ini_std_st04

Web共有(有効)・OSX標準Apacheの有効化

 

「Web共有」が有効になるとプロセスモニタでは、
「httpd」プロセスが表示されるようになります。

Apacheが起動していることが分かります。

osx_apache_ini_std_st05

プロセスモニタWeb共有(有効)・OSX標準Apacheの有効化

 

パーソナルWebサイト

パーソナルWebサイトは、自分だけが見られるサイトを作成する為のものです。

osx_apache_ini_std_st06

パーソナルWebサイト・OSX標準Apacheの有効化

 

表示されているURLをクリックすると、
初期の状態では、エラー表示(権限なし)が表示されることと思います。

これはまだ「httpd.conf」に設定がされていない為です。
ただサーバーは起動していることが、水平線の下部の表示で分かります。

osx_apache_ini_std_st07

パーソナルWebサイト表示・OSX標準Apacheの有効化

 

また表示されているボタン
「パーソナルWebサイトフォルダを開く…」をクリックすると、
パーソナルWebサイトの公開ディレクトリのフォルダが開きます。

httpd.conf設定は別途必要ですが、
ここにhtmlなどのWebコンテンツを配置して、サイトを作っていきます。

osx_apache_ini_std_st08

パーソナルWebサイト公開フォルダ・OSX標準Apacheの有効化

 

Webサイト(共有)

WebサイトはこのMacで外部(またはLAN内)の別の端末に、
サイトを公開する目的で作成する為のものです。

osx_apache_ini_std_st09

Webサイト・OSX標準Apacheの有効化

 

表示されているURLをクリックすると、
Aapcheの初期動作確認画面「It works!」が表示されます。

osx_apache_ini_std_st10

Webサイト表示・OSX標準Apacheの有効化

 

また表示されているボタン
「コンピュータのWebサイトフォルダを開く…」をクリックすると、
Webサイトの公開ディレクトリのフォルダが開きます。

これがApacheで一般的な「DocumentRoot」フォルダになっています。

OSX10.7付属のApacheでは以下のパスが初期の公開ディレクトリです。
「/Library/WebServer/Documents」

osx_apache_ini_std_st11

Webサイト公開フォルダ・OSX標準Apacheの有効化

 

このように、Web共有をONにしただけでは、
まだWebサイトとしては空の状態ではありますが、
既にインストールされているApacheをワンクリックで起動・停止をすることができます。

 

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この標準Apacheはどこで、どの設定ファイルで動いてる?

最初の疑問はこれでした。

最初から容易されていると言うのはともかく、
環境設定からのWEB共有以外に特に情報がありません。

でも、ちゃんと調べる方法はあります。
標準Apacheの「httpd.conf」の場所さえ分かれば、通常のApacheと変わらず利用できます。
※システムに組み込まれていることから、標準Apacheを転用されることはお勧めしません。
システムによる「Web共有」以外でこのApacheを利用していないという保証がない為です。(不明確である)
※開発、テストなどを目的としたApacheは別で新規インストールされることをお勧めします。

それでも、既にインストールされているApacheの環境を、
最初に知っておくことは、新たにインストールするApacheとの共存には大切なことです。

万が一にも同じ「httpd.conf」を参照してしまうことがあったりすれば非常に面倒ですし、
共存には標準Apacheの「httpd.conf」設定を調整する必要も出てきます。

 

MacOSX10.7(Lion)上のバンドルApacheのデフォルトディレクトリ

標準でインストールされているApacheの使用ディレクトリを参考まで記載します。
なお、それぞれの環境によって異なっていると思いますので、httpd.confを参照ください。

標準Apache MacOSX Lion(10.7.5)
httpd /usr/sbin/httpd
httpd.conf /private/etc/apache2/httpd.conf
ServerRoot /usr
LoadModule libexec/apache2/
DocumentRoot /Library/WebServer/Documents
ErrorLog /private/var/log/apache2/error_log

 


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公開日:
最終更新日:2017/02/07

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