Apacheの環境調査・設定
WebサーバーApacheを使っていく上で疑問に感じる設定の疑問や、
既にあるApacheの環境を調べる手順等についてご紹介しています。
Apacheを公開するしないに関わらず、
ローカルのWebサーバーとして普段利用していく参考になればと思います。
またいきなり担当したApacheの調査にも参考になると思います。
概要
Apacheの環境調査・設定
インストールされたApacheがどこに実行ファイルが展開されて、
どこから起動すればいいのか?
最初のうちはそんなことに長い時間が奪われてしまうこともあります。
ここでは「Apacheがインストールされている事だけは分かっている」
そんな状態から、Apacheの動作環境を調査する手順についてご紹介します。
実行中Apacheの実行ファイルパスを調べる
Apacheが既に実行中でWebページの参照ができる場合、
Apacheの実行ファイルがどこで動作しているのかは、
起動プロセスから確認することができます。
停止中Apacheの実行ファイルパスを調べる
ApacheがMacOSX「システム環境設定」-「共有」から、
ONにできない(10.7:Lionの場合)など、
Apacheが何らかの不具合で起動できないような場合は、
「共有」画面からAapcheが起動できません。
そうなると「httpd」実行ファイルがどこにインストールされているのかを、
調べて問題解決をする必要性がでてきます。
起動していないApacheの存在を調べる手順については以下でご紹介しています。
Apache実行ファイルから参照しているhttpd.confのパスを調べる
Apacheの実行ファイルまでのフルパスが分かると、
その「httpd」実行ファイルが、
どこの「httpd.conf」を参照しているのかを簡単に知る事ができます。
Apacheが複数インストールされている場合などには、
誤って違うhttpd.confを編集してしまう可能性もありますので、
ちゃんと確認をした上で編集を行いたいものです。
「httpd」の存在がわかればその実行ファイルが、
どこの「httpd.conf」を参照するようにデフォルトコンパイルされているのかを知る事ができます。
その為「私の環境ではこうだった」というパスの紹介は、
あまり意味があることではありません。
コンパイルされた時の設定によって、デフォルト設定はどうにでも変更できるためです。
ご自身の環境に既にある「httpd」自体が、
どこの「httpd.conf」を参照しているのかをこうした手順で確認されることをお勧めします。
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公開日:
最終更新日:2017/02/10