MAMPのMySQLへmy.cnfを配置する

MAMPをインストールして設定を変更して環境構築するには、
「my.cnf」ファイルを指定ディレクトリ内へ配置します。
ここではMAMPでインストールしたMAMPに対して、
「my.cnf」を配置する流れをご紹介します。

本投稿は以下投稿の一部を補足するものです。

MAMPのMySQLへmy.cnfを設定する

MAMPでは初期の状態では「my.cnf」ファイルは配置されていません。
必要な場合にはサンプルファイルを元にして、
指定のディレクトリ内へ配置し、設定を行います。

my.cnf（MySQL）テンプレートファイルのコピー

MAMPのMySQLのテンプレートは以下のファイル名で提供されています。

• my-large.cnf
• my-medium.cnf
• my-small.cnf

上記のファイル名で検索するか、
以下のディレクトリ内ファイルをコピーして利用します。

my.cnf テンプレートパス：/Applications/MAMP/Library/support-files

my.cnfファイルの配置場所の決定と配置

my.cnfは上記の設定ファイルパスに配置すれば、MySQLは動作します。

my.cnf　を配置して有効になるディレクトリは、
mysqld実行ファイルから調べることができます。

MAMPでは以下のディレクトリを参照する設定になっていました。

• /etc/my.cnf
• /etc/mysql/my.cnf
• /Applications/MAMP/conf/my.cnf
• ~/.my.cnf （~はユーザーホームディレクトリ）

ただ、ここで注意が必要です。
MAMPでインストールされたMySQL以外にMySQLをインストールしていない場合は、
上記のどこに配置しても構いません。

もし複数のMySQL（バージョン違いなど）をインストールしている場合は、
双方に影響が及ばないディレクトリに配置する必要があります。

上記で言えば、MAMP独自のディレクトリになると思います。

• /Applications/MAMP/conf/my.cnf

このディレクトリへ配置することとして、
「my-small.cnf」をコピーして「my.cnf」にリネームして配置します。

my.cnf配置・MAMP設定ファイル位置

このようにして、MAMP用のMySQL、my.cnfファイルを、
独自に導入することで、MAMPであってもMySQLの設定を自由に変更することができます。

本投稿は以下投稿の一部を補足するものです。

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