お名前.comサーバーのDNS変更手順
お名前.comのサービスではDNSサーバーの設定が少し難解です。
ここはお名前.comのDNSサーバの設定変更手順についてご紹介します。
お名前.comのサービスでレンタルサーバを利用する時に、
少し戸惑ってしまうのがサーバー独自のDNSサーバーの利用です。
DNSサーバーはドメインを取得したレジストラの
サービスを利用するのが一般的ですが、
お名前SDではDNSサーバーを変更して利用します。
お名前.comサーバーのDNS変更手順
お名前.comではネームサーバーが大きく分けて3パターンあります。
- ドメインを取得してすぐの状態の「初期ネームサーバー」
- ドメインDNSレコード登録後の「お名前.comドメインネームサーバ」
- レンタルサーバ利用時(SD-11等)の「レンタルサーバプランのネームサーバ」
それぞれのネームサーバへ変更する手順をご紹介します。
初期状態・ドメインDNS ⇒ サーバーDNS(お名前.com)
ここではお名前.comでドメインを取得している場合に、
新しくレンタルサーバを契約し、
そのレンタルサーバー側の対しての、
DNSサーバーを利用するように変更する手順です。
通常、お名前.comでレンタルサーバを契約し、
使用するドメインをサーバーに指定する過程で、
[ネームサーバーを変更する]の選択肢をチェックすることで、
自動的にネームサーバがレンタルサーバー側のDNSに変わります。
その為、意図的に[ネームサーバーを変更しない]を
選択しない限りはネームサーバが自動的に変わっています。
お名前.comではまだDNSレコードが登録されていない状態の時には、
初期のDNSサーバーを参照するような仕組みになっています。
「初期ネームサーバー」または「お名前.comドメインネームサーバ」から、
「レンタルサーバプランのネームサーバ」へ変更する手順は以下でご紹介しています。
これはお名前.comにてレンタルサーバーを契約し、
サイトを公開している場合に利用する基本設定です。
サーバーDNS ⇒ ドメインDNS(お名前.com)
「レンタルサーバプランのネームサーバ」から、
「お名前.comドメインネームサーバ」へ戻す手順は以下でご紹介しています。
お名前.comで契約したレンタルサーバーで運用していたサイトを、
別のサーバー事業者などに移行するような場合に、
「レンタルサーバプランのネームサーバ」では利用が認められていないような
レコード設定を行う際に利用するものです。
「レンタルサーバプランのネームサーバ」のレコード設定を変更して、
移行先のサーバーにアクセスを向ける方法もありますが、
その方法では自由度が著しく低いため、
本来の「お名前.comドメインネームサーバ」に戻した方が便利です。
初期状態に戻す際についても上記でご紹介していますが、
初期状態に戻した際には、ドメインの初期ページが表示されます。
既に運用中のドメインに対して、
初期状態のネームサーバーに戻すことはやってはいけませんし、
やっても何のメリットもありません。
お名前.com、およびお名前.comロゴ(グローブロゴ)はGMO Internet, Inc. の商標です。
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