おいおい、UpdraftPlusで肝心なファイルがバックアップされないじゃないか(残りは手動で)
UpdraftPlusはWordPressのデータベース・ファイルのバックアップを、
様々なストレージに行う事ができるWordPressプラグインです。
UpdraftPlusでバックアップしたファイルから復元まで行いましたが、
無料プランの範囲内では致命的に足りないファイルがあると言うことに注意が必要です。
本記事ではインストールとGoogleDrive連携などが済んでいる前提で進めます。
UpdraftPlusで肝心なファイルがバックアップされない
実際のところ私の場合はあまり影響がないのでいいのですが、念のため書いておきます。
WordPressでサイト運営を行っていて、サーバー側のファイルを触る際には、
一旦、ローカル環境のWordPressで動作確認をしたりしながら、
問題なければアップロードしますよね？？？
wp-configにしても、.htaccessにしても、ある程度確認したら、
サーバー上を上書きする前に、バックアップを取ってからアップロードしますよね？
だから重要な設定ファイルは常にローカルが最新と過去の履歴であるはず・・・。
あるなら、それで「UpdraftPlus」にバックアップをお任せして大丈夫！
そうなんです。
「UpdraftPlus」でバックアップされるファイルは以下に限定されています。
（無料プラン範囲内）
バックアップするファイル:
- プラグイン
- テーマ
- アップロードファイル（これらは除外:backup*,*backups,backwpup*,wp-clone,snapshots）
- wp-content の中に含まれる他のディレクトリ（これらは除外:upgrade,cache,updraft,backup*,*backups,mysql.sql,debug.log）
上記のディレクトリがすべてです。ただし、WordPress.org から新たにダウンロードできる WordPress コアは除きます。 当店の “More Files” アドオンもご覧ください。
バックアップ対象のファイルに注意、漏れないように保存する癖も必要
プラグイン、テーマ(functions.phpなど)、
アップロードファイル（画像など）、wp-content内のフォルダがバックアップされます。
それとデータベースのバックアップが行われます。
それ以外を指定したい場合は、オプションの購入が必要であるというスタンスです。
比較的更新頻度が高く、失われたら困るフォルダなので十分ですが、
サーバーのファイルが失われたような場合には、
直近のWordPress（サーバー上でアップデートした場合はそのバージョン）による復旧が望ましいでしょうし、
サーバー上に配置していた、wp-config.phpや、.htaccessファイルなども失われる可能性があります。
そうした「重要なファイルはバックアップされていない」ことに注意が必要です。
プラグインはバックアップされるのでいいのですが、
WordPress本体をアップデートした後、
WordPress全体をFTPでダウンロードするのを忘れてしまうことはよくあるのではないでしょうか。
ダッシュボードから「ポチっ」とアップデートすると便利ですからね。。。
ですので「UpdraftPlus」でバックアップをしているとしても、
やっぱり、FTPでまるっと定期的（大きな改変直後）にはちゃんと行っておきたいものです。
ご注意ください。
またこのプラグインは使わないからいいや。という時は、
Googleアカウントに許可した「UpdraftPlus」のアクセス権は削除しておきましょう。
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