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Composerインストールとパッケージ導入(Windows8)

ComposerはPHPのパッケージ管理ツールで、
composer.jsonの修正とコマンド発行で様々なライブラリのインストールが簡単に行えます。
Windowsではインストーラから簡単にインストールする事ができます。
ここではインストールの手順をご紹介します。

Composerインストール(Windows)

今回はWindows8(64bit)環境へComposerをインストールします。
インストーラに従ってインストールするだけですので簡単です。

まずComposerの公式サイトは以下になります。

Composer

composer_install_st12

Composerサイト・Composerインストール

 

配下のダウンロードページからダウンロードしてインストールを実行します。

Download and run Composer-Setup.exe – it will install the latest composer version whenever it is executed.

Composer

composer_install_st13

Composerダウンロード・Composerインストール

 

インストーラを起動するとインストールが開始されます。

composer_install_st01

インストーラの起動・Composerインストール

 

上記で「□Developer mode」を選択すると、
次の画面でインストール先ディレクトリの変更が行えます。

composer_install_st02

php.iniディレクトリの選択・Composerインストール

 

通常はphp.iniヘのパスの選択画面が表示されます。
正しく選択されていれば「Next」で進みます。

composer_install_st03

デベロッパーモードの場合・Composerインストール

 

プロキシサーバーを利用するならプロキシサーバーのURLを入力しますが、
不要であればそのまま「Next」をクリックします。

composer_install_st04

プロキシサーバーを使用する場合の設定・Composerインストール

 

インストールの準備ができましたので、
「Install」をクリックして実行します。

composer_install_st05

インストール設定の確認・Composerインストール

 

確認事項が表示されますので一読して「Next」をクリックします。

Important

Setup has changed your environment, but not all running progress will be aware of this.To use Composer for the first time, you will have to do one of the following:

-Open a new command window.
-Close all file Explore windows, then open a new command window.
-Logoff and Logon again, then open a new command window.


(G訳) 重要

セットアップによって環境が変更されましたが、実行中のすべての進行状況に注意する必要があります。Composerを初めて使用するには、次のいずれかを実行する必要があります。

-新しいコマンドウィンドウを開く。
– すべてのファイルエクスプローラウィンドウを閉じ、新しいコマンドウィンドウを開きます。
-LogoffとLogonを再度実行し、新しいコマンドウィンドウを開きます。

composer_install_st06

注意事項の確認・Composerインストール

 

すぐにインストールが実行され完了します。

composer_install_st07

インストールの完了・Composerインストール

 

インストールが行われると指定したディレクトリにComposerがインストールされます。
※composer.jsonファイルは個別に作成したものです。

composer_install_st08

インストールされたファイル(jsonを除く)・Composerインストール

 

実行環境の構築

Composerを利用するにはOpenSSLの有効化を行う必要があります。
php.iniを編集しOpenSSLの有効化を行っておいて下さい。

Composerを利用するにはPHARのインストールが必要になります。
PHARのインストールがまだでしたら、PHARのインストールを行ってください。

 

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パッケージインストールの実行例

インストール先(例:C:\composer)には既に「composer.phar」があります。
このままでもPHARがインストールされている場合はすぐに実行する事ができます。

まず、インストールしたいパッケージを決め、
エディタで「C:\composer\composer.json」を作成します。
内容は以下のように記述します。

ここでは4つのパッケージをインストールしています。

よく「”require-dev”:」にてインストールする例が紹介されていますが、
基本的には「”require”:」で構いません。

「”require-dev”:」はパッケージの開発を行っている場合に利用するものであるとされています。

「”phpunit/phpunit”: “4.5.*”,」と個別にバージョンを指定してインストールしていますが、
バージョンの記載を省略すると依存関係の中で最も新しいものが自動でインストールされます。

 

利用したいパッケージの検索は以下で行えます。
ウィンドウ上部の検索窓から対象パッケージを検索します。

Packagist

「composer.json」に従ってインストールを行うには以下のコマンドを実行します。
環境変数PATHが設定されていない場合は、
Composerをインストールしたディレクトリに移動してから実行します。

cd C:\composer

C:\composer\>php composer.phar install

composer_install_st09

Composerでコンポーネントインストールの実行・Composerインストール

 

「composer.json」が未作成な場合は以下のようなエラー終了します。

composer_install_st10

composer.json未設定の場合・Composerインストール

 

「composer.json」の設定が済んでいる場合は、すぐにインストールが開始されます。

composer_install_st11

Composerでコンポーネントインストールの実行終了・Composerインストール

 

コマンドプロンプトが入力待ちになればインストールは完了です。

 

インストールされたパッケージは、
「C:\composer\vendor」配下にツールがインストールされます。

今回インストールした「phpunit」「phpunit-skeleton-generator」の場合は、
以下の様なディレクトリにインストールされます。

C:\composer\vendor\phpunit\phpunit

C:\composer\vendor\phpunit\phpunit-skeleton-generator

 

直接composerコマンドの実行

C:\composer\>php composer.phar install」としてコマンド実行を行いましたが、
環境変数PATHが通っていれば、composerコマンドで実行することができます。

環境変数が通っていない状態でいきなりcomposerを実行すれば当然エラーになりますが、

インストール先ディレクトリ(C:\composer\)に移動して実行すれば、
そのまま実行する事ができます。

>composer --version

composer_install_st14

インストールディレクトリで実行・Composerインストール

 

毎回インストール先ディレクトリ(C:\composer\)を開くのも面倒なので、
インストール先ディレクトリ(C:\composer\)を環境変数PATHへ登録します。

私は「Redmond Path」というツールで編集しています。

composer_install_st15

環境変数PATHを設定・Composerインストール

 

環境変数PATHを変更したらコマンドプロンプトを開き直し、
>composer --versionと実行します。

Composerが実行されます。
これは(C:\composer\)にインストールされた「composer.bat」を経由して、
composer.phar」をPHP実行しているだけの事です。

composer_install_st16

composerコマンドのみで実行可能に・Composerインストール

 

これでComposerのインストールと実行確認ができましたので、
後は必要なパッケージをインストールして使っていくだけになります。

 

尚、本投稿は以下一連作業の一つになります。


(参考)Composerによるツールのインストール:PHP開発環境2015(その1) | 悠雀堂ブログ

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