Eclipseのxdebugで使うブラウザにChromeを指定する手順
EclipseでPHPデバッグをする際に起動するブラウザをChromeにすると、
使い慣れた(?)ブラウザでデバッグする事ができ便利です。
デフォルトブラウザがChromeになって居たとしても、
設定を行わないとうまく起動しない場合もあるようなのでご紹介しておきます。
Eclipseのxdebugで使うブラウザにChromeを指定する手順
EclipseからChromeを起動する設定の変更は、
まず「ウィンドウ」ー「設定」を選択します。
設定ウィンドウで「一般」ー「Webブラウザ」を選択します。
デフォルトでは以下の3つが表示されているはずです。
- デフォルトのシステムWebブラウザー
- FireFox
- Internet Explorer
「新規」をクリックして追加します。
外部ブラウザの追加ウィンドウが開きます。
何を入力するかはChromeのデスクトップショートカットからコピーします。
デスクトップでショートカットアイコンを右クリックし、
「プロパティー」を選択します。
プロパティーウィンドウが開きます。
自分が分かりやすい名前を入力します。ここでは「Chrome」とだけ入力しています。
複数のGoogleアカウントをChromeに割り当てている場合、
ショートカットアイコンもデスクトップに複数ある事と思いますので、
デバッグに使いたいGoogleアカウントのショートカットのプロパティーを利用します。
プロパティーウィンドウの「リンク先」に設定されている値は、
Chromeの実行ファイル(exe)までのフルパスと、
その後に続くどのGoogleアカウントを使うかを指定するプロファイルIDが書かれています。
例)”C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe” –profile-directory=”Profile 1”
「~.exe」までのパスをEclipseの「ロケーション」部に貼り付けます。
例)C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe
またその後の「 –profile-directory…」の部分を、
Eclipseの「パラメータ」へ貼り付けます。
この時「”(ダブルクォート)」で囲んで設定を行います。
例)“ –profile-directory=”Profile 1“
入力が完了したら「OK」をクリックします。
外部Webブラウザー一覧に入力した名前で表示されます。
※ここではChrome。
これでデバッグを実行した時にChromeウィンドウが立ち上がり、
デバッグを行う事ができるようになります。
もし、Chromeの起動時にエラーが出て失敗する場合には、
以下手順も実行してください。
またデバッグの環境構築がまだの場合は、以下手順で設定を行ってください。
デバッグの実行とブラウザ起動の確認
ではEclipseでPHPデバッグを実行してみます。
現在Chrome側は、目的の「Profile 1」に紐づいているGoogleアカウントのウィンドウと、
「Profile 1以外(Profile 7)」に紐づいているGoogleアカウントのウィンドウが開いています。
デバッグアイコン(虫アイコン)をクリックしてデバッグを実行します。
Chromeの「Profile 1」側のアカウントウィンドウがアクティブになり、
新しいタブが追加されデバッグが開始されます。
このように指定したGoogleアカウントのChromeウィンドウを指定して、
デバッグを行う事ができます。
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